片持ち梁・両端支持梁・両端固定梁に対応したはりのたわみ計算ツールをご用意しました。
断面形状は四角材・丸棒・アングル材に対応しており、
材料は鉄・ステンレス・アルミから選択できます。
また、ヤング率や密度は自動入力されるため、
必要に応じて任意の値へ変更することも可能です。
支持方法、荷重条件、断面寸法、はりの長さ、荷重を入力するだけで、たわみを自動計算します。
「この断面でたわみは問題ないか?」
「材料を変更するとどれくらい変わるのか?」
といった検討を、ブラウザ上で手軽に行えるのが本ツールの特長です。
たわみ量の計算
代表的な材料のヤング率と密度はこちら
たわみ量の計算 (アルミフレーム用)
アルミフレームには、同じ外形寸法でも
標準タイプ・剛性タイプ・軽量タイプなど複数の種類があり、
それぞれ断面形状が異なるため、
断面二次モーメント(Ix・Iy)や質量(kg/m)が変化します。
特に長い梁や大きな荷重が作用する用途では、
断面二次モーメントの違いによって、
たわみ量に大きな差が発生する場合があります。
メーカーのカタログに記載されている以下の数値を入力することで、
実際に使用するアルミフレームに近い、
より精度の高いたわみ計算が可能になります。
- 断面二次モーメント(Ix・Iy)
- 質量(kg/m)
- ヤング率(アルミの場合は一般的に約69GPa)
本ツールでは、入力値を変更できる仕様としているため、
市販されている各メーカーのアルミフレーム仕様に合わせた計算が可能です。
設計初期段階でのサイズ選定や比較検討には標準値を使用し、
最終設計や安全確認を行う場合には、メーカー公表値を入力してご利用ください。
代表的な材料のヤング率と密度 【参考値】
| 材質 | ヤング率 (GPa) | 密度 (g/cm³) |
| SS400 | 205 | 7.86 |
| S45C | 205 | 7.86 |
| SUS304 | 193 | 7.93 |
| SUS316 | 193 | 7.98 |
| SKD11 | 210 | 7.8 |
| SKS3 | 206 | 7.85 |
| SCM440 | 205 | 7.85 |
| NAK55 | 201 | 7.8 |
| A5052 | 70 | 2.68 |
| A7075 | 71 | 2.8 |
| MCナイロン | 2.8 | 1.16 |
| POM | 3.5 | 1.4 |
| PEEK | 3.6 | 1.3 |
| PPS | 3.7 | 1.35 |
| PTFE | 0.5 |
これらの値は、はりのたわみ計算や自重計算を行う際の入力値として利用できます。
ヤング率は材料の「たわみにくさ(剛性)」を表す値で、
数値が大きいほど変形しにくくなります。
一方、密度は材料の重さを表す値で、
自重によるたわみや部材重量の計算に使用されます。
本ツールでは、材質を選択すると代表的なヤング率と密度が自動入力されますが、
入力値は自由に変更することも可能です。
使用する材料の規格やメーカーの仕様値が分かっている場合は、
その値を入力することで、より実際の条件に近い計算結果を得ることができます。
掲載している数値は、一般的に使用される代表値を参考として掲載しています。
同じ材質であっても、鋼種や熱処理、製造方法、合金成分などによって
ヤング率や密度が異なる場合があります。
精度が求められる設計では、必ず使用する材料のミルシートやメーカーのカタログ、
各種規格(JISなど)の公表値をご確認ください。
構想設計や概略設計では代表値を使用し、
詳細設計や最終設計では実際の材料仕様に合わせて入力値を変更することで、
効率よく設計検討を進めることができます。
本ツールご利用にあたって
はり(梁)のたわみ計算は、機械設計や設備設計、
架台・フレーム設計において欠かせない構造計算の一つです。
しかし、支持方法や荷重条件、断面形状ごとに計算式が異なるため、
毎回手計算や表計算ソフトで計算するのは手間がかかります。
本ページでは、支持方法・荷重条件・断面形状・材質を選択するだけで、
はりのたわみ量を簡単に計算できる無料ツールを公開しています。
構想設計や概略設計の段階で、
「この断面でたわみは問題ないか」
「もう少し剛性が必要ではないか」
といった検討を素早く行うことができます。
また、用途に応じて次の2種類の計算ツールを用意しています。
- たわみ計算①:一般的な梁のたわみ計算ツール
- 四角断面
- 丸棒
- アングル
- 鉄・ステンレス・アルミの材質に対応
- たわみ計算②:アルミフレーム専用のたわみ計算ツール
- アルミフレームの断面特性を用いた計算
- FA装置や治具、搬送装置などのフレーム設計に最適
さらに、本ツールでは荷重によるたわみだけでなく、
自重によるたわみ、総たわみ量、許容たわみとの比較まで自動で行います。
設計初期段階で必要な剛性の確認や、
断面サイズの比較検討を効率よく進めることができます。
構想設計・設備設計・治具設計・試作設計・DIYなど、
さまざまな場面でご活用ください。
※本ツールは設計検討を目的とした参考計算ツールです。最終的な設計・製作にあたっては、使用する材料の仕様やメーカー公表値、各種規格・設計基準をご確認のうえ、ご利用ください。
ツールご利用の注意点
本ツールは、機械設計や設備設計における
構想設計・概略設計・断面検討を支援することを目的とした計算ツールです。
計算結果は、入力された条件に基づいて一般的な材料力学の計算式により算出していますが、
実際の設計では、荷重条件、固定方法、接合部の剛性、応力集中、
座屈、振動、疲労、製造誤差など、さまざまな要因が影響します。
そのため、本ツールの計算結果は設計の参考値としてご利用ください。
また、アルミフレームについては、メーカーやシリーズによって
断面特性(断面二次モーメントなど)が異なる場合があります。
実際の製品を使用する際は、メーカーが公表している仕様値やカタログをご確認ください。
本ツールの利用によって生じたいかなる損害や不利益についても、
当サイトでは責任を負いかねます。
最終的な設計判断や安全性の確認については、
関連する規格・設計基準に基づき、ご自身の責任において実施してください。
なお、本ツールは継続的に機能改善・計算精度の向上を行っています。
お気付きの点や追加してほしい機能などがございましたら、
お問い合わせフォームよりお気軽にご連絡ください。




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